お役所仕事って、褒め言葉だよ!
海外転出としていたウサヘンですが、帰国したので転入手続きをしました。日本のお役所、すごいよ。
お役所仕事というのは型どおりにしかできない、とか融通がきかない、とか適当、とかそんな感じの悪口だと思いますが、今回転入手続きをするにあたって日本の役所はすごいな、と思いました。
ウサヘンは海外転出していたので、転入の手続きが必要なんですが、そのためには戸籍の附票が必要です。
日本国内で何処かに引っ越しする場合は転出届を持って転入先にいけばいいんですが、ウサヘンは日本国内に住所がない状態なので、最終的にどこいいたのか、という情報が記載されている戸籍の附票がいるんですね。
戸籍の附票は本籍地で発行してもらえるのですが、親族であれば代理申請で入手可能です。
ちなみにウサヘンの戸籍の附票には住所地として中国上海市という記述がありました。 戸籍の附票は予め入手していたので、それを持って区役所に行ったんですが、転入だけではおわりません。
ウサヘンは無職ですので、国民健康保険に加入する必要がありました。
また、海外転出した段階で年金の支払いを保留(支払い年数にカウントされるが総額が少なくなるので実際受け取る金額も少なくなる)していたので、これも支払いを再開しないといけない筈。
ここからが本題です。
もし、ここが中国だったら、転入の手続きをした後、こちらから言い出さなければ国民健康保険の手続きも、年金の手続きも案内されないでしょう。
聞いたとしても、スムーズに案内してもらえない可能性がかなり高いです。
案内してもらえたとしても、窓口の方を面倒くさそうに指さされたりという失礼な対応をされることでしょう。
転入手続き受付してもらった段階で、国民健康保険、年金、それぞれの手続もやりますよね?と言われ、お願いしますと返事をするとどこの窓口でやるかしっかり案内してくれます。
それぞれの窓口でてきぱきと手続きをしてもらい、さらに年金の手続きでは学生だと年金の支払いを保留することができるという案内までしてもらえました。
というわけでやりたいと思っていたことを極めて短時間に、スムーズに処理することができました。
これはもちろん中国の不親切極まりない社会との比較によるものということももちろんあるんですが、それでも気持ちよく手続きできましたよ。
なんだか、こっちもありがとうと自然に出てくるような感じでした。