中国語を独学で勉強したい人におすすめするテキスト5つはコレだ!

ウサヘンは中国に8年間住んでいました。

でも、そんなに中国語が上手くありません。つーか、8年いたらもっとうまくなるよね!

現在のレベルはHSK5級が210点です。まあ、褒められたレベルじゃあないッスね。

住んでいるだけでは語学が上達しない理由

ちなみにウサヘンの嫁は中国人なのですが日本語がネイティブ並みなので、家庭では日本語で会話が可能です。

まあ、これが理由っちゃ理由なんですが、思い当たる理由を挙げていきましょう。

アメリカ資本の会社で4年働いて、社内では日本語と英語でOKだった

これから中国に住む人におすすめなのはまず語学学校に半年くらい通うことですね。

ウサヘンの場合、移住した直後に仕事を始めて、その会社は社内の公用語は英語、仕事で使うのは日本語という環境だったので、中国人との同僚とのコミュニケーションは英語だけでOKでした。

この会社に4年くらいいたのでこの期間は中国語のレベルがほとんど上がりませんでした。

嫁の日本語が上手すぎる

語学習得についてのあるある話で「彼氏・彼女ができれば自然と言葉を覚える」というものがありますが、相手が日本語ペラペラの場合は話が別です。

嫁との日本語でのやり取りにストレスはまったくないし、本来は中国にいて色々と困る出来事を嫁が解決してくれちゃうので、中国語を学習する強制力が働かないというのがありました。

これ、日本から駐在してくる日本人に結構ありがちだと思います。

大きい会社になると日本語が上手なアシスタントとかスタッフがついてくれますし、偉い人だと車で送り迎えとかしてもらえちゃうし、食事も日本食レストランにしかいかない、飲みも日本語できる女の子がいるKTVだけ、とかいうパターンはとても多いので、そういう環境だと中国語が出来なくても全然大丈夫なんです。

なので、中国にこれから住む人で中国語を覚えたい人は来てすぐ、慣れる前に語学学校に入学しましょう。

慣れてからだとあ、なんとかなっちゃうな、ということになって勉強しません。

勉強しようとしていない

当たり前といえば当たり前の話ですが、中国語を勉強しようとしていないので、当然出来るようにはなりません。

子供であれば勉強しなくてもそういう環境に身を置くだけでどんどん覚えるのかもしれませんが、40歳過ぎたら絶望的です。

かなり真剣に時間を費やさないと語学の習得は難しい。

中国ローカルの会社に入って中国語がちょっと上達した

その後、中国ローカルの会社に入り1年半くらい勤務しましたが、ここでは中国語オンリーで社内のスタッフとコミュニケーションを取らなくてはならず、そうなるとなんとかしないといけない訳です。

通勤中にアプリを使ったり、参考書を読んだり、電子辞書を使ったりしながらなんとかやっているうちに多少、中国語が上達しました。

ヒアリングは割と出来ていた

ウサヘンの場合、それでも環境は中国なので、基本的に中国語しか聞こえてきません。

するとヒアリングだけはなんとかなっていくようでした。しかし、あくまでもボキャブラリーの範囲での話で、全然知らない単語は聞こえていたとしても意味をなさず、また正確に聞き取ることもできませんでした。

だんだん子供が大きくなってきたので子供と中国語で会話するようになった

語学の上達のカギはたくさん喋ることだと思います。

ウサヘンは人前での失敗を恐れるという語学上達には最も向いていない性格ですが、子供がだんだん大きくなるにつれて子供と会話する機会が増えてきました。

子供は日本国籍ですがずっと中国に住んでいるので中国語しかしゃべりません。

そこでなんとか子供と中国語で話をしているうちに少しずつウサヘンにも使う頻度の高い順に中国語が定着してきた、という感じです。

ウサヘンが使った中国語習得のためのテキストやアプリ

そんなわけで現在に至りますが、大学院を修了したらまた上海に戻るウサヘンは中国語のレベルをもっと上げなくてはいけません。

そこで自戒の念も込めてこれまで使った中国語学習の参考書その他で良かったものを紹介します。

キクタン中国語シリーズ

中国語の習得で特に難しいのが発音ですが、キクタン中国語』はリズムに合わせて発音を聞くことで単語を覚えるという定番のテキストです。これは嫁と結婚した頃にやってました。

そもそも中国語の音が最初は違和感があるはずなので、これで耳慣らししてみてはどうでしょうか。

新ゼロからスタート中国語 文法編 文法応用編

中国語を独学する上でとっつきやすいテキストじゃないと続けるのが辛いと思いますが、この『新ゼロからスタート中国語』シリーズは非常に入りやすいです。

単純な会話を通して文法と単語を覚えることができます。発音はそんなに突っ込んでませんが、良書だと思います。

これには文法応用編という続きのテキストがあるので、終わったらそっちに行くといいと思います。

あっさりしてますがわかりやすく、必要な情報は網羅されています。

文法をもう少し突っ込んで勉強するなら 中国語の文法 ポイント整理

ゼロからスタート中国語シリーズはわかりやすくて独学でも始めやすい反面、情報量としては限定的なので、これが終わったらこの『中国語の文法 ポイント整理』をやりました。

喋れるようになるためには喋る練習が必要!

 中国語の読み書きは日本人にとって比較的習得しやすい分野だと思いますが、やっぱり発音・スピーキングが難所です。

そこでこれをやってます。今もね。

この『口が覚える中国語』は1ページあたり10の日本語の文章が書いてあり、ヒントになる単語が提示されています。

そのヒントを頼りにCDを聞きながら日本語の文章を中国語に訳して発音する、というものです。

音声で正解の文章を聞いて、次の文章を中国語に訳して発音、というのを10の文章について終わったらページをめくると正解が書いてある、という構成なので、耳で正解を聞いた後に目でも確認できます。

喋る能力、中国語の瞬発力にフォーカスしているテキストなので、文法についてはほとんど触れていないので、文法的にはどうなの?という人はこのテキストだけでは不十分かもしれません。

 

こんな感じでテキストを紹介してきましたが、あとはスマホのアプリも2種類併用しています。

アプリについても紹介したいところですがそれはまた次回!