味オンチの中国人と行く東京接待旅行 はとバス編
中国人の友人と東京と軽井沢に旅行した
ウサヘン娘の体験入学が終わり、日本の小学校は夏休み。
ウサヘン嫁が上海から来て、神奈川県を中心に7月末までゆっくり過ごす予定でした。
しかし、お愛想で『一緒に遊びに行く?』と嫁が声をかけた友人がホントに一緒に行く!って言いだしたので、急遽彼らをアテンドする旅行をすることになってしまいました。
友人、といってもおじいちゃん、おばあちゃんだからね…
正確には友人というか、ウサヘン嫁の両親の友人、ですね。だからおじいちゃん、おばあちゃんなんですよ。
それにアメリカ留学中の孫娘を加えた3人が一緒に観光したいということになってしまった。
実は以前も家族で沖縄に行ったときにこのおじいちゃん、おばあちゃんもついてきたのでもちろん個人的にも親しくしているし、以前ウサヘン娘も預かってもらったりと世話になっているので、まあ、いいかということになりました。
味オンチに美味いものを食べさせるという不毛な努力
初日は移動だけ。宿泊は某民泊サイトで勝どき駅近くの某マンションの一室を確保。
荷物をとりあえずおいて夕食を近所の居酒屋で食べましょう。
ウサヘン親子3人+じいちゃん一家3人の合計6人で居酒屋へ。
ウサヘン以外は全員酒を飲まないのでおかずになりそうなベタなメニューとご飯を頼んだよ。
煮込み、刺身、カマ焼き、とかね。
どれもなかなかうまいっす!ただ、このじいちゃん、ヘビースモーカーで味オンチなんだよね。
タバコで味蕾がダメになっているのと、かなり甘い上海料理を毎日食べていてかつ辛いものが大好きという繊細な味を感知できない状態になっている。
よって、一番美味そうだったのはもつ煮込み。その他は味がない、を連発。
まあ、食事代はじいちゃんが払う(超お金持ちでこういう支払いとかをするのが大好き)から、いいとするか。
それにしても不毛だ…
東京観光といえばはとバス!
翌日は朝からはとバスで都内観光。
なんといっても楽だからね!はとバスには中国語コースもあるから、ガイドしなくてもいいし、地下鉄の乗り継ぎなんかの心配もしなくていい。
皇居、浅草寺、昼飯食べて隅田川を川下り、お台場、東京タワーというベタながらも要所を抑えたコースです。
ちなみにウサヘンはこれで同じはとバスの中国語コースに参加するのは4回目です。ウサヘン娘は2回目。
個人的には何度も乗っているせいで面白くもなんともないですが、まあ付き合いなのでしょうがないですね。
この日の夕食は中華料理。
中華料理? 日本に旅行に来た中国人が夕食に中華?
しかもその変の中華料理屋。ラーメン屋じゃなく、一応中国人がやっている店でしたが、湖南料理、という看板なのに全然湖南料理じゃなく、調理人兼店主は中国の東北地方出身という誰に対しての嘘なのかわからない嘘が炸裂した店でした。
普通の日本人は湖南料理、と書いてあっても、『お、湖南料理!食べたい!』とかならないっつーの。
そしておいしくない。
味オンチのじいちゃんは酢やら醤油、豆板醤を出てきた料理にたくさんかけて自分好みの濃い味にカスタマイズして食べていました。
せっかく日本に来てるのになにやってんだ、この人…
続きは明日!