味オンチの中国人in築地市場!
味オンチの中国人おじいちゃんとおばあちゃん、孫娘を伴った東京観光(のお付き合い)。
2日目ははとバスで観光した後、夜はまさかの中華料理で終わったわけですが、3日目はどんな感じだったのでしょうか?
勝鬨橋を通って築地市場へ!
某民泊サイトで探した部屋は勝どき近くの某タワーマンションの1室でした。
エレベーターの中にはこんな貼り紙が。
民泊禁止って思いっきり書いてあるね! でもこのマンション、たくさんの部屋が民泊で利用されているみたい。
部屋はとても立派で眺めも良かったけど、運営状況がちょっとね…これは後日別の記事で。
ま、何しろ場所がいいので徒歩で築地市場へいくことができます。外国人は築地に行っとけばいいだろう、というベタな判断。
勝鬨橋で味オンチ一家とウサヘン娘を激写!
勝鬨橋といえばこち亀で両さんが病弱な純くんのために開けたことがあったな…などと一人感慨にふけるウサヘン。
築地に対してもあまり反応が良くない味オンチ
築地の場外を一通り歩いてみたんですが、あまり反応が良くない味オンチ。というか何を見せれば反応が良いのか。
まあ、この人は旅行そのものよりも金を払うところに歓びを見出しているので、リアクションがなくてもOK。
12時になったので昼飯にしようというと寿司がいいという。ウサヘンは海鮮丼にしようと思っていました。
理由は下記の通り
- 海鮮丼なら醤油をたくさんかけたりして味を調節できるが、寿司は味の調節は難しい
- こいつらに寿司の味はわからないだろう
- 築地市場の昼の寿司屋なんてまともなところは行列必至、空いてるところは味がイマイチだろうという予想
あ、味についての部分は差別でもなんでもなく、事実なので大丈夫です。
海鮮丼の方がいいんじゃない?といいかけたところにがら空きの寿司屋が。ここに入ろうという味オンチ。
店内に入ってみるとかきいれ時のはずがガラガラ。6人で席へ座ります。
予想どおりのダメな寿司屋
メニューを持ってきた店員が無言でメニューを手渡します。外国人だという判断ですが、日本語がわかる外国人だったらどうする?
現実に6人中2人は日本人で、中国人4人のうち1人(ウサヘン嫁)は日本語出来るんですが、そういう接客ですか。そうですか。
初期美味しんぼの山岡さんに似た怒りがすこーし湧いてきますが、まあいいや。
アワビの網焼き等ビジュアルとハッタリで勝負!
寿司も一通りおまかせ握り等頼みましたが、多分寿司そのものを旨いとは思わないだろうと思い、見た目にハッタリの効くものを頼みました。
アワビです。中国でも高級食材のアワビ。味はともかく見た目で勝負だ!
寿司はまあ普通。これなら適当な店の海鮮丼の方が絶対に旨いっていうレベル。
接客を含めて全体的に二度と行く理由がない寿司屋でした。
日本もインバウンドとか言って外国人観光客からの収益を国家レベルで見込んでいるなら、こういう店の接客が外国人の期待している日本の姿とかけ離れているという事実をきちんと認識したほうがいいよ。
ウサヘンが伴っている味オンチ中国人は味オンチだけど失礼は一切ない人なので、どっちもどっち、ということにはならないです。
そして銀座へ。三越へ。
銀座に行きたいというので地下鉄で銀座へ。
銀座にはファンケルの旗艦店があるんですが、買い物がしたいというので入ってみると店員がほとんど全員中国人。
そして客も全員中国人。
なんか凄いね。徹底している。
一通りサプリメントやら化粧品を買った後、三越にいって買い物。
ウサヘンはウサヘン娘とおもちゃ売り場で暇つぶし。三越の中も外国人がいっぱいだな…
買い物の後に免税手続きが必要なんですが、そこが長い列になっていて、パスポートを用意すること、並ぶ必要があることなどが中国語、英語等で書いているプレートを手にした三越の店員さんが免税が必要な人に日本語で説明しながら列をさばいていました。
ウサヘンはこれでいいと思います。相手が分かっていなくても日本語でOK。補完するためのプレートで意味は皆理解できる。
三越の店員さんは日本人に対して案内する時とまったく同じ日本語、態度で外国人観光客に日本語で案内をしていました。
相手の国の言葉でなくても全然大丈夫。そもそも異文化を体験に来ているんだから、意図が伝わる程度の歩み寄りでいいというのが個人的な意見。
それよりも常に同じ態度であることが重要だと思います。
中国人をアテンドしていて感じるのはこれが出来る観光に携わっている人は意外な程少ないんですよね。
とまあこんな感じで味オンチをディスるつもりが日本の観光産業やサービス業をディスる感じになってしまいましたが、ご愛嬌ということで。
味オンチとの旅はまだ続くよ。4日目は軽井沢!