ラン〇ーズ本体がブラッククライアントになっている件
こんにちは。フリーランスで仕事しているウサヘンです。
大学院もちゃんと通ってますよ!あと1年頑張ります!
ランサーズでの仕事事情 2018
以前、ランサーズについてこんな記事を書いていますが、2018年春時点でのクライアントの傾向ってどんな感じなんでしょうか?
相変わらずといえば相変わらずですが、ちょっと流れが変わったかもしれませんね。
大づかみにしていうとこんな感じ?
- 激安単価で発注しようとするブラッククライアント
- 記事の質を求めるクライアント
- 何をしたいのかよくわからないクライアント
2の記事の質を求めるクライアントが増えたというのはライター側からするとよい傾向だと思います。
以前のキーワード乱発の内容は薄い記事がSEO的に評価されなくなったということが影響しているのかな。
まあ、本来はこうあるべきなのですが、なんにしても良い流れですね。
激安単価で発注しようとするブラッククライアントは相変わらず
相場というものをまったく考えずに発注するクライアントの無茶苦茶な単価設定の案件も一定数以上存在してますね。
最近すげーな、と思ったのはエロ動画共有サイトの動画の記事タイトル、アイキャッチ画像の作成という案件。
エロ動画サイトはアンテナサイトからアクセスを集める形が主流なので、1日10回とか20回とか多回数更新してアンテナサイト内でのランキングを上げる、というのが基本的なやり方になります。
アップするための動画に対してタイトルをつけて、アイキャッチ画像を用意する、っていうのは凄く面倒くさいんですよね。
簡単だけど、面倒臭い。
あとはアンテナサイトでは動画は投稿後1週間は同じ動画が投稿されたとしても掲載しない等のルールがあるので、重複チェックが必要になる。
ね、地味だけど面倒くさそうでしょ?中身も少しは見ないといけないしね。
この作業を1本の動画について10円で外注しようとしているクライアントがいました。
10円ですよ、10円。
クライアントは言います。
「1記事5分以下で作成できますので、誰でもできるとても簡単な作業です」
5分で1記事10円、ってことは1時間で120円だ。
時給、120円の仕事なんだね。
しかも、この作業5分では終わらないしね。ウサヘン、やったことあるけど。
こういう案件を発注しようとする人、常識ねーなーと思うんですが、意外とこの手のとんでもないずうずうしい発想をする人で人たらしの才能があったりすると「自己実現の場」とかいいながら若いやつの才能や時間、可能性を搾取して超ブラック企業を経営して成功しちゃったりするんだよな。怖い怖い。
♪と♡が入っている、初心者・主婦大歓迎、楽しく、スキルアップが入っている案件はヤバい
これは完全に偏見ですけど、募集案件のタイトルに♪とか♡、初心者・主婦大歓迎、楽しく、スキルアップ、ライティング力向上、みたいな文言が入っている案件は内容を見るとかなりブラックなことが多いです。
仕事を通して楽しくスキルアップできますよ!その機会を与えてあげます、初心者のあなたに!だから安くても仕方ないですよね?というブラッククライアントの理屈が見え隠れしてませんか?
こういう文言が入っている案件は内容よく読んで、納得できる内容かどうか確認してみたほうがいいかもですね。
好きに記事を書いてください、みたいな案件はほぼキャンセルになる
趣味の記事を書いてくれ、とか好きなことを書いてくれ、みたいなものすごく曖昧な、ざっくりした内容でライターを募集する案件が一定数あるんですが、なにがやりたいのかよくわかりません。
お金を払って誰かになにかを頼むのに欲しいものが何か良くわかっていない、というような話を鵜呑みにする人はあまりいないと思いますが、最終的にどうなるのかと思って経過を観察しているとかなりの確率でこの手の案件はキャンセルになります。
様々な理由があってキャンセルするんでしょうから、それは仕方がないとも言えますが、キャンセルの事情はちゃんと書くべきじゃないかと思いますが、まあ書いてないですね。
以前の記事でも書きましたが、応募する人も多少は労力を使っているので、キャンセルするならキャンセル理由を嘘でも書くべきでしょう。
ラン〇ーズ本体がクライアントとして発注する案件が失礼
キャンセルといえば、プラットフォームを運営している企業そのものがクライアントとしてライターを募集していた案件が先日キャンセルになりました。
案件としてはそれほど悪い待遇でもなく、継続的な受注がありそうということもあり、多数の登録ライターから提案を集めていました。
- 閲覧数 1286回
- お気に入り 89人
- 提案数 61件
この案件ですが、キャンセルとなりました。
キャンセルになる事情は色々あるでしょう。それは重々承知しています。
クライアント側からみたクライアントがいるでしょうし、そちらの判断でしばらく見送るか、みたいなことも良くある話。
キャンセルのお知らせが来たのでキャンセル理由を確認したところ、このような理由でした。
なるほどね。
キャンセル理由:ご応募いただきありがとうございます。
一般社会で見積をお願いした外注さんにコレ、面と向かっていえますか?
日本語のやりとりとして会話がかみ合ってません。
キャンセルは仕方ないとして、きちんとキャンセルの理由を明確にするのがクライアントとしてのマナーじゃないでしょうか?
クライアント企業とフリーランスの健全なマッチングの場を提供することでビジネスを運営している運営者サイドがこの程度の見識というのは良識を疑いますが、もうちょっとちゃんとした方がいいんじゃないですかね?