中国ドラマを観て中国語を勉強しよう!
日本語ペラペラの外国人って結構いますが、「ドラマやアニメを見て勉強しました」とかいう話ってありがちですよね。
じゃあ、同じように中国のドラマを見れば中国語を身につけられるんじゃないか?同じ人間なんだからさ!
中国ドラマが中国語を勉強するのに最適と思われる理由
中国語のドラマを見ることが中国語を習得する上で良い方法じゃないか、と思われる理由をいくつか挙げてみます。
内容の面白さで続けることができる
勉強というのは往々にして面白いとは言い難い部分がありますよね。
基本的に地味な作業ですし、続けるのが難しかったり、飽きてやめてしまったり、ということも良くある話です。
でも、ドラマを見る、というのはさあ、勉強するぞ!という感じじゃないので始める上でのハードルは勉強と比較するとかなり低いハズです。
ドラマそのものの内容が面白くてハマれば自然と継続して見続けることができますよね。
中国ドラマは中国語の字幕がついている
中国で制作されたドラマは言語が中国語だとしても中国語の字幕が付いています。
これは中国の国土が広いため、普通語が出来ない人も少なくないため、そういう人への配慮ということみたいなんですが、中国語を勉強しようと思った場合にとても役に立ちます。
はっきり聞き取れない場合にも字幕があることで意味を追うことができますし、漢字と発音をワンセットで覚えることができるんです。
シチュエーションとワンセットで会話表現を理解することができる
中国語に限りませんが、外国語学習のためのテキストには例文で表現や単語を学ぶ、というものが多いんですが、ドラマだとストーリーの中でシチュエーションと心理に沿った表現を知ることができるのがとても大きいです。
日常的な表現、ありそうなシチュエーションでの言い回しが学べるということですね。
リスニングを鍛えることができる
中国ドラマを見ることで中国語のインプット量が増えます。
これによってリスニング力を鍛えることができます。完全に聞き取れてないとしても字幕のサポートもありますし、話数を重ねていくことでだんだんリスニング力が上がっていくのを実感できると思います。
なんなら同じ話を何度も見ることで細かい発音も理解できるようになると思いますよ。
生きた中国語を身につけることができる
中国ドラマを見ることのメリットとして、中国の文化や風俗も理解することができるという点は大きいです。
また、出てくる中国語は現代劇については自然な中国語、ネイティブが使用する口語の中国語になりますので、語学テキストにありがちなネイティブは使用しない表現が出てくる、ということもありません。
生活習慣や職場環境、食生活などの文化を理解することは中国語を身につける上で大きく役にたつはず。
中国ドラマで中国語を勉強するのに足りないのは?
中国語に限らず、語学学習はつまるところインプットとアウトプットの量です。
中国ドラマを見ることで得られるのはインプットですが、アウトプット=中国語の発音についてはただドラマを見ているだけでは身につきません。
そのため、発音の勉強はドラマを見た後に自分でも同じフレーズを発音してみたりすることが必須になります。
特に日本人にとっては四声という中国語の声調はなかなか習得しづらい部分になりますので、念入りに練習するべきだと思います。
ジャッキー・チェンの映画はどうかな?
ここまで読んだあなた、中国ってことはジャッキー・チェンの映画はどうかな?って思ったかもしれませんが、残念ながらジャッキー・チェンの作品を始め、香港映画のほとんどは広東語でいわゆる中国本土の普通語ではありません。
ジャッキー・チェン作品は娯楽と割り切って観ましょう。
中国の動画サイトから観たいドラマを探すのがベスト!
中国ではYoutubeを見ることができませんが、その代わり优酷(Youku)、土豆(Tudou)というような動画サイトがあり、多数のドラマを見ることができます。
ただし、これらのサイトには中国大陸以外の国からのアクセスはできないようになっていますので、なんらかの対策が必要になります。
なにも対策せずに中国の動画サイトで動画を視聴しようとすると下記のような表示が出てアクセスがブロックされてしまいます。
ブラウザにUnblock Youkuというアドオンを追加する
そこでブラウザに「Unblock Youku」というアドオンを追加しましょう。
これによって中国大陸からのアクセスを装うことが出来ますので、動画の視聴も問題なく出来るようになりますよ。
とこんな感じで中国ドラマで中国語を勉強する、っていう記事を書いているウサヘン自身にしても実は中国ドラマで中国語を勉強してはいません。
これを機会にどの中国ドラマがいいか、探すところから中国ドラマでの中国語の勉強を始めてみたいと思います!